スパークリングワインとシャンパンの特徴をわかりやすく紹介

スパークリングワインとは

グラスに注ぐと、きめ細かな泡がシュワシュワ弾けるスパークリングワインは、乾杯のお酒やアペリティフ(食前酒)としても親しまれています。爽やかな口当たりと飲みやすさで幅広い料理に合わせやすく、食中酒としても楽しめるので日本でも人気があります。

スパークリングワインとは


スパークリングワインとは、炭酸ガスを含んだ発泡性ワインの総称です。産地や原料、製法などによって、呼び方が異なります。イタリアの「アスティ」や「プロセッコ」、スペインの「カヴァ」、ドイツの「ゼクト」もスパークリングワインの一種です。


スパークリングワインは、基本的によく冷やして飲むのがおすすめです。冷蔵庫で4~5時間が目安となります。保管温度が高いと、ガスが膨張して中味が噴き出したり、ガスが抜けたりして、ワインの風味が損なわれるので注意しましょう。

ジュン

飲み残しは、シャンパンストッパーでしっかりと栓をして保存し、2~3日程度を目安に飲みきるようにしてください。

シャンパンとは

では、シャンパンとスパークリングワインはどう違うのでしょうか?
発泡性のあるワインは全てシャンパンだと思っていた人もいるかもしれませんが、スパークリングワイン=シャンパンではありません。あくまでもスパークリングワインの一種です。

ちなみに

シャンパンは愛称で、正式名称はシャンパーニュと言います。フランスのシャンパーニュ地方の中の特定地域で、特定のブドウ品種を原料として造られるスパークリングワインだけが「シャンパン」を名乗ることが許されています。

ブドウの栽培や醸造の方法などの条件についても、法律で厳しく定められているため、シャンパーニュ地方で造られているというだけでは、シャンパンと呼ぶことはできません。


シャンパンは、いったん発酵が終わった白ワインを瓶詰めにして、糖分と酵母を後から加えて造られます。

瓶の中で再びじっくりと発酵させることで、アルコールと炭酸ガスが発生します。瓶内で炭酸ガスがゆっくりとワインの中に溶け込んでいき、2~3年くらいで繊細な泡へと変化していきます。

この方法が「シャンパーニュ方式」と呼ばれる製法です。

まとめ

キラキラと輝く黄金色と細かい泡立ちが華やかな印象のスパークリングワインは、パーティーの差し入れやお祝いの席のプレゼントにもピッタリ。

中でもフランスのシャンパンは、特別な贈り物として大変喜ばれます。プレゼントするワインに迷った時の参考にしてみてくださいね。

ワインが美味しい国はこちらでまとめてあります。