ワイン初心者は「神の雫」を読むとワインに詳しくなる

ワイン漫画「神の雫」をご存じでしょうか?
2004年に講談社の雑誌「モーニング」で連載が始まり、10年間にわたって連載が続きました。また、2009年には日本テレビ系でドラマ化され、ワインに対する天才的な嗅覚を持つ主人公の神咲雫を、KAT-TUNの亀梨和也さんが演じて話題となりました。
さらに、2015年からは続編となる「マリアージュ ~神の雫 最終章~」の連載も始まり、一大ムーヴメントは今もとどまるところを知りません。日本国内だけでなく海外での反響も大きく、フランスや韓国などでもブームが巻き起こり、各国でのワインファンが増加したそうです。
「神の雫」の中では、ワインの価格にこだわらず、世界各地の優れたワインがたくさん紹介されています。ワインの味わいについて、作者独自のイマジネーション豊かな表現で描かれていて、楽しみながらワインの知識が身につくと評判です。
ワインについて書かれた入門書やガイドブック、専門書は世の中にたくさん出回っていますが、難しそうで敬遠してしまうという人も結構いるのではないでしょうか。

漫画「神の雫」は、ワイン初心者の人でも読むだけでワインに詳しくなれるので、とてもおすすすめです。
神の雫の評判

「神の雫」に登場したワインは、ワインショップや通販サイトで続々と売り切れて、価格が高騰して入手困難になるなど、ワイン愛好家からワイン初心者にまで大きな影響を与えています。
神の雫に登場したワインを取り扱っているワインショップソムリエはこちらで詳しく紹介しています。
まだ「神の雫」読んだことのないワイン初心者のために、ここからは「神の雫」の読者の声をいくつかご紹介したいと思います。
具体的なワインの名前が出てくるのがよかった
「神の雫」には、実在するワインの具体的な名前がたくさん出てくるのが良かったです。
例えば、
- ロックバンド「クイーン」のボーカルの声を例に挙げて紹介された赤ワイン「シャトー・モン・ペラ(2001年)」
- クレオパトラの優美さや気品を引き合いに、エレガンスなワインと称えた赤ワイン「シャトー・マルゴー(2002年)」
- オードリー・ヘプバーンの名作映画「ローマの休日」を思わせるワインと紹介した赤ワイン「クロ・ド・ヴィージョ(1997年)」
- 宝石のトパーズに喩えた白ワイン「コンドリュー・ラ・ドリアーヌ」
等々。
ある程度ワインのことを知っているワイン愛好者にも、一般的なソムリエさんが表現する味や香りの表現とは全く違う、独特の表現で紹介されているのが斬新でした。
自分が飲んだことのあるワインだと、「そうそう、確かにそんなイメージだよな」と共感したり、かなり興味深く感じましたね。
(30代・男性)
この漫画がきっかけでワインにはまりました
ワインって何となく難しそうで、大人になってからもあまりなじみのないお酒っていうイメージだったんです。
でも、たまたま読んだ漫画「神の雫」の影響で、ワインに興味を持つようになりました。ストーリーの面白さはもちろんあるんですが、ワインを理屈じゃなく感覚で捉えているっていう感じがあって、とても親しみやすくていいですね。
どんなワインなのか実際に飲んでみたくなって、何本も買って飲むうちに気づけばワインにはまっていました。彼女とデートする時にも、「神の雫」で得たワインの知識がすごく役立っています。
(20代・男性)
絵が綺麗
私は漫画が大好きで、特にオキモト・シュウさんのファンだったので、「神の雫」も全巻読みました。ワインのことはよく知らなかったんですが、とにかく絵が綺麗で癒されます。
専門的なこともたくさん出てきますが、ワインの知識がなくても読みやすいと思います。最近、ワイン好きな友人に、「神の雫」に掲載されていたワインをプレゼントしたところ、とても喜んでもらえて嬉しかったです。「神の雫」に感謝しています。
(20代・女性)
まとめ
ワインの世界って、ちょっと敷居が高いように思われがちです。でも、ちょっとしたきっかけさえあれば初心者でもすぐに楽しめるようになります。漫画から入る方法も、そのひとつです。
ワインをテーマにした漫画はいくつかありますが、日本だけでなく海外でも評判の高いワイン漫画「神の雫」を読めば、あっという間にワインに詳しくなれるでしょう。
ワインに詳しくなると、デートやプレゼントでワインを選ぶシーンにも役立ちますよ。ぜひ手に取って、ワインの世界への一歩を踏み出してみてくださいね。